はあ。今の職場の上司が苦手で、名前呼ばれるだけでしんどくなる。けど仕事は毎日あるから、避けるわけにもいかないんだよな
よく話しかけてくる、ママさんがあまり好きじゃないんだけど。子どものことを考えると無視もできないし
あなたの周りには、自分とは合わない人、生理的に無理な人、どうしても苦手な人っていませんか?
嫌いな人や苦手な人とは関わらないのが一番ですが、日常生活の中で、それができない場合も多いでしょう。
そんな時に、自分の心がしんどくない付き合い方や、ストレスを少しでも軽くするための対処法などを今回はご紹介していきます。
「嫌いだ」「苦手だ」とずっと思い続けると、それだけで自分の中のストレスとして蓄積され、その周囲やその人を連想させるものでさえ、苦手になってしまいます。
自分のストレスを見ないふりして、我慢し続けると、うつ病などの精神疾患を患う原因にもなります。
苦手な人や嫌いな人のせいで、あなた自身の人生が狂ってしまうなんて、もったいないです。
嫌な人に振り回されず、メンタルを安定させる術を身につけて、心軽やかな人生にしていきましょう。
嫌いな人との付き合い方
嫌いな人や苦手な人とはどう付き合っていったらいいのでしょう?
一緒にいなくてもよい状況にする
嫌いな人と会う必要がある場合でも、一緒にいなくてもよい状況にしましょう。
例えば、同じグループに所属している場合は、必要最低限のコミュニケーションだけに留める、物理的に距離をとるなどの対策をしましょう。
他の人と一緒にいる
嫌いな人との接触を避けるために、他の人と一緒にいることを意識しましょう。
例えば、グループなど複数人での食事やイベントに参加する、他の親しい人とできるだけ一緒にいて、嫌いな人と2人にならないなどです。
嫌なことを言われても反応しない
その人が嫌なことを言ってきた場合でも、反応しないようにしましょう。
相手の言葉に反応することで、より長く嫌な状況が続くことがあります。
10回程度深呼吸をすることで、心拍数を下げ、自分の感情をコントロールしたり、簡潔かつ穏やかに返答するよう心がけたりしましょう。
言葉遣いに気をつける
嫌いな人とのコミュニケーションは、感情的にならず、丁寧で冷静な言葉遣いを心がけることが大切です。
感情的な言葉や攻撃的な態度を取ってしまうと、さらに嫌な状況になってしまうことがあります。
敬語やかしこまった言い方をあえてすることで、自分自身が冷静になれることもあります。
自分にとってのメリットを考える
嫌いな人との関係が必要な場合は、自分にとってのメリットを考えることが大切です。
例えば、仕事や学校で必要な場合は、その人との関係をうまく維持することが必要かもしれません。
自分の評価につながる、金銭的メリットになるなど、その人との関わりで自分のメリットになる部分を考えてみましょう。
しかし、自分にとってメリットのない場合は、できるだけ距離を置くようにしましょう。
心の中で相手を許す
嫌いな人との関係を改善するために、相手を許すことが大切です。
相手に対する憎しみや怒りを持ち続けていると、自分自身がストレスを感じたり、心身の健康に悪影響を与えることがあります。
自分自身のために、相手を許すことは大切です。
相手の立場や状況を考えること、自分の成長につながると考えること、反面教師にしようと思うことなど、こちらから相手を許す心をもてるようにすることで、ストレスが軽減するでしょう。
嫌いな人を嫌いと開き直るのっていいの?
嫌いな人がいるのはしかたない。って割り切ってもいいのかな?
嫌いな人を嫌いと開き直ることは、一時的にはストレスを軽減するかもしれませんが、長期的には良い解決策ではありません。
嫌いな人を嫌いと開き直ることで、その人との関係が悪化することがあり、周りの人々との関係にも影響を与えることがあります。
以下に、嫌いな人を嫌いと開き直ることのメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
- ストレスを軽減できる
- 自分自身の時間やエネルギーを大切に使うことができる
- 自分が苦手だと思うタイプの人がわかる
- 大切な人へ時間とエネルギーを使うことができる
デメリット
- 嫌いな人との関係が悪化し、周りの人々にも悪影響を与えることがある
- 嫌いな人との問題が解決されず、そのままになってしまう可能性がある
- 自分自身が成長する機会を逃すことがある
嫌いな人との問題を解決するためには、まずは自分自身が冷静になり、その人とのコミュニケーションを改善することが大切です。
また、自分自身が成長するための機会として、その人との対話や協力関係を構築することも考えられます。
もちろん、それが難しい場合は、適切な距離を保ち、自分自身の時間やエネルギーを大切にすることも必要です。
なによりも大切なのは自分自身の心です。
メンタルがしんどくなるようなら無理に関わらず、「嫌いなものはしかたない」と開き直るのも大切なことだと思います。
仕事で苦手な人と一緒にいないといけない
仕事では特に嫌いな人や苦手な人を避けることは難しいでしょう。その場合はどのように対処すればいいのでしょうか?
目的を明確にする
苦手な人と一緒に仕事をするときは、目的を明確にすることが大切です。
何を達成したいのか、どのような結果が必要なのかを共有することで、共通の目標に向かって協力することができます。
コミュニケーションを大切にする
苦手な人と一緒に仕事をする場合は、コミュニケーションを大切にすることが必要です。
相手の意見を尊重し、自分の考えを的確に伝えることで、意見の違いを乗り越えることができるでしょう。
もしも、相手が全然意見を聞いてくれない場合でも、こちらからはコミュニケーションを行うことで、周囲から見たあなたの印象は良くなる場合が多いです。
距離を置く
苦手な人との関係が悪化する可能性がある場合は、距離を置くことが必要です。
ただし、仕事上で協力が必要な場合は、最低限のコミュニケーションだけをするようにしましょう。
相手が苦手だからと「無視する」「意見を聞かない」「必要な報告もしない」という態度をとってしまうとあなたの評価が悪くなるので、必要最低限のコミュニケーションは忘れないようにしましょう。
上司や同僚に相談する
苦手な人と一緒に仕事をする場合に、上司や同僚に相談することも必要です。
「これくらいのことで...」と悩まずに、まずは相談してみましょう。
相談することで、第三者の視点から問題を解決することができます。
もしも、上司も悩みに取り合ってくれない場合は『労働相談窓口』などもあるので、ひとりで抱え込まないようにしましょう。
自己管理を徹底する
苦手な人と一緒に仕事をする場合は、自己管理を徹底することが必要です。
ストレスを感じたり、感情的になってしまうことがあるかもしれませんが、自己管理を徹底することで、冷静に対応することができます。
会社という場所では、感情的になった方が不利になる場合が多いです。
「急に泣き出す」「怒って物に当たる」「関係ない人や立場の弱い人に八つ当たりする」など、良くない方向にストレスを発散させてしまうと、会社でのあなたの評価が下がってしまうので気を付けてください。
会社・職場という閉鎖的な場所で、苦手な人と関わるというのはとてもストレスが溜まりやすいものです。
自分や相手を客観視したり、あくまで仕事上の関係だと割り切ることなど、自分の気持ちをコントロールすることで、うまく付き合っていきましょう。
メンタルコントロールの方法はこちらの記事でも紹介しています
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嫌いな人を好きになる方法
嫌いな人を好きになれれば一番いいのですが、そのような方法はあるのでしょうか?
嫌いな人を好きになることは、簡単なことではありません。
ですが、苦手な相手を好きになることで、自分の心理的負担が軽くなることもあります。
もしも嫌いな人や苦手な人への対応を前向きにしたいと思うのであれば、以下のような方法があるのでご紹介します。
好意を持つように意識する
嫌いな人を好きになるためには、まず自分が相手に好意を持つように意識することが大切です。
嫌いな人に対して悪意や敵意を持っている場合は、それを抑え、好意的に接することが必要です。
興味を持つ
嫌いな人を好きになるためには、相手に興味を持つことが大切です。
相手の話をよく聞き、相手が興味を持っていることについて質問することで、相手との共通点を見つけることができます。
相手の長所に注目する
嫌いな人を好きになるためには、相手の長所に注目することが必要です。
相手が持っている長所や才能について考え、その魅力を認めることで、好意を持つことができます。
視点を変える
嫌いな人を好きになるためには、自分の視点を変えることが必要です。
相手がどのような状況にいるのか、何を考えているのかを理解することで、相手に対する理解が深まり、好意を持つことができます。
良いコミュニケーションを築く
嫌いな人を好きになるためには、良いコミュニケーションを築くことが必要です。
相手に対して親切で丁寧に接し、相手の意見を尊重することで、信頼関係を築くことができます。
時間をかける
嫌いな人を好きになることは、時間がかかることです。
相手とのコミュニケーションを積極的に取り、徐々に相手との距離を縮めていくことが必要です。
時間をかけて相手との関係を深めていくことで、嫌いな人を好きになることができるかもしれません。
短所を長所に変換するには
短所を長所に変換することは、自分自身の成長につながり、自信をつけることができます。
以下に、短所を長所に変換するためのアドバイスをいくつかご紹介します。
短所を自覚する
まずは、自分自身の短所を自覚することが大切です。
自分の短所を認め、受け止めることで、その短所を改善するための具体的な対策が立てやすくなります。
例:自分の短所を紙に書き出して客観視するなど
短所を分析する
自分の短所を分析し、その原因や背景を探ることで、改善のための具体的な方針が見つけやすくなります。
短所の背後にある理由を知ることで、その短所を克服するための方法を考えることができます。
例:自分の自信のなさから、声が小さい、姿勢が悪いなどの短所に現れてしまう
短所を誇張する
自分の短所を誇張することで、その短所を長所に変換することができます。
例えば、自分が細かいところにこだわりすぎるという短所がある場合、それを「完璧主義者」という長所に変換することができます。
例:声が小さい→控えめ 自分の意見を言えない→思慮深いなど
短所を利用する
自分の短所を利用して、自分自身や周りの人たちのために役立てることができます。
例えば、人見知りという短所を利用して、新しい人との出会いを大切にすることで、人脈を広げることができます。
例:自分の意見を言えない分、他の人の意見をしっかり聞くようにするなど
短所を克服する
短所を克服することができれば、それを長所に変換することができます。
自分の短所を改善するために、自分自身に課題を設け、努力を重ねることで、その短所を克服することができます。
それによって、自分自身の成長につながります。
例:親しい人の前では大きい声を出す意識をするなど
以上のように、短所を長所に変換するためには、自分自身の短所を自覚し、それを克服するための努力を重ねることが大切です。
また、自分自身の短所を誇張したり、利用したりすることで、短所を長所に変換することができます。
最後に
嫌いな人との付き合いがストレスを引き起こす原因は、自己評価の低下、不安やストレスの増加、周囲の反応の変化、エネルギーの消耗などが挙げられます。
嫌いな人との付き合い方としては、相手の心理を理解し、接触を最小限にする、コミュニケーションを改善する、ストレス解消法を実践する、心理カウンセリングを受けるなどがあります。
しかし、嫌いな人との付き合い方は、状況や相手によって異なるため、一概に正解はありません。
自分自身がストレスを感じる場合は、自分自身の気持ちや思考を客観的に見つめ、適切な対処方法を見つけることが大切です。
また、嫌いな人との付き合い方を改善することは、自分自身の成長にもつながることがあります。
嫌いな人との付き合いに苦しんでいる場合は、自分自身が変わることで、相手との関係を改善することができるかもしれません。
最後に、嫌いな人との付き合い方においては、自分自身がストレスを感じないようにすることが最も大切です。
自分自身がストレスを感じてしまうことで、自分自身が損をしてしまいます。
自分自身の気持ちや思考を客観的に見つめ、自分自身が心地よい状態を作り出すことが、嫌いな人との付き合い方を改善するための第一歩となるでしょう。